厳選企業が一人ひとりの経歴や価値観を尊重し、あなたに向けてオファーメッセージをお届けするBaseMe(旧エシカル就活)。
今回は、BaseMe上で自分の活動や素の自分自身を表現したことで人材大手のパーソルキャリア株式会社(以下パーソルキャリア)との出会いが実現し、内定を得られたという城田さんにインタビューをさせていただきました。どのような活動・経験から価値観や軸が形成され、就活・キャリア選択を進めていったのでしょうか?
城田 空(しろた そら)さん
多摩大学経営情報学部経営情報学科25年卒業予定。パーソルキャリア株式会社内定。東日本大震災での被災や高校時の短期留学での経験を経て、まちづくり、原発問題、防災面で活動を開始。地域で活動する若者を繋げる「CRENECTION」の代表をはじめ、大学内外で様々なプロジェクトの立ち上げにも関わる。
#地方創生・まちづくり
ーインタビューのお時間いただきありがとうございます!まず大枠の就活の流れを教えてください。
3年生の5月末から、当時エシカル就活という名前だったBaseMeには登録していましたが、本格的に始めたのは3年生の7月頃ですね。ただ、いわゆる”就活”は行っていません。本選考を受ける以外には、キャリアデザインサービスのオンラインの就活イベントに参加した他、のちに内定をいただいたパーソルキャリアのサマーインターンに参加しました。
サマーインターンを通じパーソルキャリアのビジョンや事業、そこで働いている方々について更に理解を深めていく中で魅力をより一層感じるようになり、本選考にもエントリーをし内定をいただいた、という流れです。
ーパーソルキャリアとはどのような経緯で出会われたのでしょうか?
最初はBaseMe上で届いた、「未来の事業家」育成インターンシップ『BRIDGE』というサマーインターンへのスカウトがきっかけでした。パーソルキャリアといえば人材系大手で有名な会社のはずなのですが、面接を一緒に受けていた大学生がその話をするまで知らなかったんです。スカウトを受け取った時はもちろんそのことを知らず、加えて、そういった大手の企業からもスカウトが届くというイメージもそもそもBaseMeに対して持っていませんでした。

(城田さんのBaseMeプロフィールより一部抜粋)
そのため、最初は企業名というよりサマーインターン自体に強い興味を持ちました。
興味を持った理由としては、その頃大学3年の夏頃に起業を考えていて、ビジコンなどで腕試しをしたいと考えていました。その時にBaseMe経由で起案型インターンシップに惹かれました。特に期間内であれば担当リクルーターと面談、フィードバックの時間を貰え、最後には役員に提案して、良ければ事業化されるという、自分にとってはエントリー後どう転んでもメリットしかないインターンシップでした。
また、自分の所属するゼミの名前が入っていたことで、自分のプロフィールを読んだ上で企業担当者さんがスカウトを送ってきてくださっていたのが分かる内容だったというのもスカウトを承諾した理由として大きいです。一つの活動に言及するのではなく記載した全ての活動に目を通した上で、「人と人のつながりを作る」というプロフィールに直接記入していない抽象的な言葉をスカウトメッセージに入れて下さっていたので、ただ条件等でフィルタリングをしたのではなく、本当に自分のプロフィールをしっかりと読んだ上で送られてきたものなのだなと感じました。

(当時のスカウトのイメージ画像)
学歴等の表面的な情報で左右されない、自分の活動や自分自身を見てくれる企業に就職したいと思っていたので、それが実現して本当に嬉しいです。実際に、企業の方からは学生団体などの活動から熱量と行動量が見て取れてそこが強みだとコメントをいただきました。
また、今回は具体的にディレクター(*プロダクト企画)のポジションでオファーをもらったので、具体の職種についてやどんな経験が積めるか、自分が成長していくにあたっての環境のイメージもつきやすかったですね。この職種には、より多くの人にプロダクトを使ってもらうために様々な職種の人と連携し、意思決定の役割を大きく担うという特徴があります。開発者、顧客、ビジネスの三者の観点を見ながらプロダクト作りを進めるというこの職種について自分で調べていくうちに、一つの会社を経営しているようなものだと感じるようになりました。いずれ自分でサービスを立ち上げたいと考えているのですが、そのために必要なマネジメント方法やビジネスの知識をつけていければとも思っています。
*パーソルキャリアの「プロダクト企画」とは
大手転職サイト「doda」をはじめとする自社プロダクトの成長を企画の観点から支える役割。プロダクト戦略に沿ってサービスやアプリ、Webサイトの改善を企画し、事業を促進しています。
https://www.persol-career.co.jp/recruit/newgraduate/jobs/planning/
ー当時はエシカル就活という名前ではありましたが、エシカル就活改めBaseMeのどこに魅力を感じて使ってくださっていたのですか?
どれだけ多くの企業を知るかが大事な中で、自ら企業さんについて調べにいく以外の方法で企業さんと出会える、かつ、自分の課外活動にも目を向けて評価してくれるというのが良かったです。企業の採用担当者様から、自社と相性が良さそうと思ってくださった上でのスカウトをいただけるので、届くスカウトは必然的に自分も興味を持てることが多いというのもタイムパフォーマンス面で良いと思います。
先ほども言及しましたが、自分の活動や自分自身を実際に見て、熱量や行動量が伝わった上でダイレクトスカウトが届くのでモチベーションが上がりますね。
BaseMeの運営の考え方にも共感して使っていました。
実は自分自身も同じようなサービスを作りたいと思っていました。というのも、まちづくりの団体で代表として活動する中で、学生団体の活動を上手く就活に活かせていない学生が多く、活かしづらい環境を変えたいと強く思っていたからです。就活が近づいてきたタイミングで活動から離れていってしまう学生も見てきました。そのため、自分の活動等を活かせる就活方法が可能になるような、自分の活動や経験に基づいて学生や企業が繋がれるサービスを作りたいと思っていました。
BaseMeでは本人がどんな想いで何をしてきたのかにフォーカスして、事細かに書ける仕様になっています。これまで課外活動を評価してくれる企業は少なかったのではないかと感じていますが、ガクチカを飛び越えて自分の持つ素質や能力がきちんと企業の人に届き、それを武器にできたという実感があります。
ー企業選びの軸や就活で大切にしていたことはどんなことがありますか?
企業選びの軸はいくつかありますが、選考を受けるにあたって重要視していたのはその会社のビジョンに共感できるかどうかです。パーソルキャリア以外の企業からもスカウトは届きましたが、自分のビジョンと会社のビジョンに接点を持ちづらく、取り繕った志望理由になってしまいそうな時はお断りすることもありました。
就活で大切にしていたことは、自分をより磨くということや、素の自分でいるということです。一度、面接に受かるために、いわゆる面接の解答対策をしっかりと行い面接に臨んだことがあったのですが、それが裏目に出たことがありました。自分で用意した回答を答えている中で、どうしてもそれを喋っているということへの違和感が拭えなくて。結果的には内定を頂きましたが、結局取り繕って話すよりも、ありのままの自分で話す方が入社後もミスマッチがなくて良いと思います。
こういったことからも、BaseMeは素の自分を表現した上で企業と繋がれるプラットフォームだと感じました。
ーキャリア探索や就活においてやっておいた方が良いことは何かありますか?
個人的に、就活はやりたいことを見つける手段の一つとして捉えており、学生という立場を活かしながら様々な社会人の話を聞けるのを楽しみながら進めていました。就活はただ単に次の所属を決めるものでなく、今後自分がどんな人生歩みたいのか死ぬまでに何を成したいのか、自分は社会の一員としてどうありたいのか考える一歩目だと思っています。
もちろん仕事が全てではありませんが人生の大半は働いていて、それは生きていく上で必要なものだったりします。ならば仕事にお金を稼ぐだけの意味しか持たせないのはもったいない。周りの評価や世間体を気にせず、自分が本当にやりたいことを突き詰めて考えていけばいいと思います。
例え在学中に答えが出なくともその考える過程はしっかりと蓄積され既に社会で働いている先輩方(主に企業の人事の方)はそこをしっかり評価してくれます。だから自分に自信をもって一歩目を歩めばいいと思います。
ありのまま自分を表現し、より良い企業とのマッチングをかなえるならBaseMe
自分のこれまでのご活動や経験を最大限に活かし、信念やビジョンにマッチしたパーソルキャリアから内定をもらった城田さん。インタビューのお時間いただきありがとうございました!将来やりたいこともあるそうで、これからのキャリアやご活動を応援しています。