企業の本質をみることで もっと多くの企業に 信用供与を広げる
中小企業をはじめとした日本の大多数の企業の資金調達手段は、銀行等による融資である間接金融がメインとなっています。間接金融では、担保(特に不動産)や保証人を提供しなければ融資を受けられないという担保主義に基づく、定量的、静的な企業審査が主流な評価手法となっています。このため、優れた技術やサービスを有していても、保有する土地や現金が多くない企業は資金調達が難しく、望んでいる取引が実現できないケースが発生しています。当社は、企業の本質をみる審査でもっと多くの企業に信用供与を広げ、社会課題を解決する新しいビジネスが生まれ続ける社会を作りたいと考えています。
信用を可視化し、経済を回す
保証には企業間の取引も企業向けの融資も大きく変える力がある。取引のビッグデータがあればより速く、簡単に企業のもっと良いところを探せる。そしてリスクを皆で分けあえれば大きなリスクも引き受けられる。大きい企業も小さい企業ももっとリスクに縛られずにたくさんのチャレンジができる。保証はきっと金融の大きな一つの分野になる。私たちはそれを信じて突き進みます。
信用リスク受託・流動化事業┃企業と投資家を結ぶマーケットを創出する『金融の商社』
■金融の商社
当社は単にリスクを引き受けるだけの保証会社ではありません。リスクをヘッジしたい企業からリスクを引き受ける一方で、引き受けたリスクを細分化してリスクテイクによって収益を得たい金融機関・ファンドに流動化するマーケット機能を有しています。このユニークなビジネスモデルが商社のトレーディングに似た仕組みを持つことから『金融の商社』と呼ばれています。
■国内最大規模のビッグデータ
年間30万社、保証残高1兆円を超える企業の信用リスクを保証する過程で収集した国内最大規模の企業に関するビッグデータこそが当社最大のVALUEと言えます。この膨大かつ貴重なデータを統計化して活用することで高い審査力・分析力が得られ、それらを背景にリスクヘッジしたい企業とリスクテイクしたい期間投資家が集まる市場が成立しています。
■成長を続ける信用リスク保証市場
この市場の参加者は年々増加しており、保証残高は国内トップの1兆6,131億円にのぼります(2024年9月末日現在)。しかし、売掛債権の総額に対して信用リスクがヘッジされている割合はイギリスで12~14%、フランス30~35%、ドイツ40%以上である一方、日本は未だ1.3%に過ぎません。当社が売上、利益、保証残高ともに22期連続で増加を続ける成長企業であるのと同様に、日本・アジアの信用リスク市場もまた成長途上にあります。
■提供サービス
(1)企業の挑戦を支える「eG保証サービス」の提供
(2)決済代行サービス「eG Pay」「eG Collect」等の提供
(3)中小企業やベンチャー企業の「もしも」に備える資金化事業
(4)その他(ビッグデータ・アナリティクス、信用リスク・コンサルティングなど)