ENECHANGE株式会社

ENECHANGEは、電力の脱炭素化を目指すことを目的として、2021年に国連主導で創設された国際イニシアティブ「24/7 Carbon Free Energy Compact（以下、24/7 CFE Compact）」に加盟したことをお知らせします。日本企業としては7社目の加盟となります。

【24/7 CFE Compactへの加盟について】
24/7 CFE Compact（※1）は、24時間365日、100％リアルタイムの再生可能エネルギー電力需給の実現を目指す24/7 Carbon Free Energy（以下、24/7 CFE）の実現・普及に向けた国際イニシアティブで、米国連邦政府や、Google、Microsoftなどの米国IT企業、スタンフォード大学などの教育機関、エネルギー会社、投資会社・金融機関など、世界の160以上（※2）の組織が加盟しています。

ENECHANGEは、これまで一貫して脱炭素社会の実現に向けた取り組みに尽力してまいりました。本年6月には、環境価値のアワリーベースでの管理を実現する「eValue Platform」（※3）を発表しています。「eValue Platform」は、電力会社向けに環境価値管理業務を一元化するSaaS型サービスで、主に顧客データ、環境価値の在庫、マッチングの管理や顧客通知を自動化することで、電力会社の業務オペレーションの効率化を促進します。大手電力会社の業務ボリュームにたえうる処理性能を備えており、地域限定など多様な顧客向けプランにも対応ができることが特長です。「eValue Platform」は、24/7 CFE Compactが加盟企業に提示する5つの基本方針にも対応するソリューションとなっています。
また、「エネチェンジBiz」では、法人需要家向けに、既存の電気料金の最適化に加え、環境価値の管理サービスも提供していきます。これにより、多様なイニシアティブに対応するために複雑となるオペレーションを、環境価値の購入、在庫、マッチングの管理を通じて簡素化し、スコープ2排出量の削減を促進します。

今後は24/7 CFE Compactの取り組みに積極的に参加し、24/7 CFEの実現に向けたシステムの開発やソリューション事業の展開を通じて、2050年カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

※1　24/7 Carbon Free Energy Compact（https://24-7cfe.com/）
※2　2024年9月2日現在、当社調べ （ https://24-7cfe.com/ ）
※3　eValue-Platform（ https://enechange.co.jp/e-value_pf/ ）

【24/7 CFE Compact 加盟企業の5つの基本方針（※4）】
・再エネ電力の厳格な同時同量（Time-matched procurement）
時間単位の電力消費とカーボンフリー電力の発電をマッチングさせること。アワリーマッチングは、クリーンエネルギーの購入と基盤となる電力消費を結びつけることに寄与します。
・同一系統内での調達（Local procurement）
電力が消費される同一系統内の電力網でクリーンエネルギーを購入すること。これが消費者が購入する電力関係の排出量をゼロにする唯一の方法です。
・技術包括性（Technology-inclusive）
ゼロカーボン電力システムをできるだけ早く構築する必要があり、すべてのカーボンフリー電力技術は、この未来の創造に貢献します。
・新しい発電の実現(Enable New Generation)
電力システムの急速な脱炭素化を推進するため、更なるカーボンフリー電力の提供に重点を置くこと。
・電力システムへのインパクト最大化（Maximize System Impact）
火力発電比率の高い時間帯の脱炭素化に重点を置くこと。

※4　Principles of 24/7 Carbon-Free Energy（ https://gocarbonfree247.com/the-movement/ )

国連が主導する国際イニシアティブ「24/7 Carbon Free Energy Compact」に加盟

環境保全

エネルギー

IT・テクノロジー

日本ヒルティ株式会社 - Hilti Corporation

世界120ヶ国以上に展開するヒルティですが、その組織の中で日本は北アジア地域に所属しています。北アジア地域のヒルティは日本、韓国、台湾、中国本土、香港で構成されています。

北アジア地域を統括するグループオフィスは香港にあり、実は社員の国籍はなんと20以上！！スペイン、フランス、日本、韓国、、、非常に様々な文化を持つ社員がチームとなって働いています。

先日は香港オフィスにて、多様性溢れる文化を祝ってカルチャーイベントが開催されました。各ブースにて各国の文化を代表し、ゲームや料理をふるまうなどして楽しみました。

ちなみに、日本ヒルティからも香港オフィスへ社員が異動するなど、柔軟かつグローバルなキャリア形成ができるのも、世界中に仲間がいるヒルティの特徴ですね！

Earlier this month, we held a Culture Day event at our North Asia regional Hilti office to highlight the rich tapestry of cultures represented within our organization! Colleagues from various countries and locations set up booths showcasing their local customs, cuisines and games. We even had some special guests – the kids and families of our employees joined in the fun! 🎈

It was a day filled with learning, connection and delicious flavors. We are proud to foster an inclusive environment where everyone can share their unique backgrounds and experiences. 🌏

https://www.linkedin.com/posts/hilti-asia_cultureday-deiathilti-dei-activity-7229064208548511745-TQpS/?utm_source=share&utm_medium=member_desktop


【社員は20国籍以上！】多様性に溢れるヒルティ北アジアオフィスでカルチャーイベントを実施しました♫

DE&I

教育・キャリア

スポーツ・エンターテイメント

食・ライフスタイル

グローバル

株式会社ディーバ

DIVAの強みであり、特徴であるのが、日本トップクラスの実績を誇る連結会計システム「DivaSystem」という自社製品を持っていること。
例えば、他社のシステムを用いる場合、そのシステムの機能範囲内でしか、お客様に価値を提供できない場合があります。
しかし、自社製品があることによって、企画提案からコンサルティング、製品開発、保守・運用と、ワンストップで提供できる我々なら、お客様の要望や課題に合わせて、製品をカスタマイズし、妥協することなくお客様が最も必要としているソリューションを提案、実現することができるのです。

DIVAだからこそ、提供価値を最大化できる

サステナビリティ

ディーバの魅力は、大手企業の安定経営基盤を持ちながら、ベンチャー企業要素も持っているハイブリッド型なところです。
業界ではTOPシェアを誇るサービスを展開しており、世の中から無くなることのない安定な経営を続けており、毎年20%前後成長中です。
年功序列の組織ではなく、早い段階から裁量を持たせてチャレンジできる環境。
また、自身の頑張りがダイレクトに昇進・昇給に繋がり、20代で責任者ポジションに就く方や、新卒入社者で現在は、統括部長・執行役員の方もおります。

業界トップシェアの安定基盤だからこそチャレンジできる環境がある

ウェルビーイング

松下政経塾

【開催趣旨】
松下幸之助は、パナソニック ホールディングス株式会社を創業した実業家です。また、PHP研究所や松下政経塾を設立するなど思想家・哲学者・教育者としても多くの事績を残し、その生涯において次の志を掲げました。
「自分たちの使命は、この世から貧乏をなくし、豊かな社会をつくることにある」
いま、松下幸之助が志を掲げた時代にもまして、世界では地球的課題に直面し、日本でも多くの社会課題に直面しています。そこで、「松下幸之助杯スピーチコンテスト」では、松下幸之助の志を次世代につなげつつ、未来を切り拓く長期的なビジョンを描き、実践しようとする青少年を応援します。
【スピーチテーマ】
「2050年の社会のビジョンと実践」～SDGsのその先を描こう～
スピーチの内容には、次の3点を必ず含めてください。スピーチ時間は５分以内（スピーチは日本語のみ）です。
１. 次世代のリーダーとして目指す「2050年の社会に向けたビジョン」を描くこと。
２. 「SDGsの17の開発目標」もしくは「日本や世界が直面する社会課題」について少なくとも１つを提起すること。
３. 課題解決に向けた具体的な実践活動（これまで取り組んできたことやこれから取り組むこと）。
【出場者応募期間】
2024年4月3日（水）～2024年10月2日（水）
【決選大会日程】
2024年11月16日（土）13時～17時30分（開場：12時30分）
【受賞】
＜社会人の部＞
　　松下幸之助杯（最優秀賞）・・・1名　賞状および副賞 20万円　
　　パナソニック杯 ・・・・・・・1名　賞状および副賞 10万円　
＜学生の部＞
　　松下幸之助杯（最優秀賞）・・・1名　賞状および副賞10万円　
　　パナソニック杯 ・・・・・・・1名　賞状および副賞 5万円　
　全体を通じた優秀賞 ・・・・若干名　賞状および副賞 3万円

◆詳しくはこちら
https://www.mskj.or.jp/event/41763.html


【出場者募集】第５回松下幸之助杯スピーチコンテストのお知らせ

貧困問題

ジェンダー

2024年版 アジア地域における「働きがいのある会社」グローバル企業ランキング４位にヒルティが選出されました！
詳細はこちら：https://hatarakigai.info/news/2024/0829_3473.html

日本ヒルティで特に多かった働きがいポイントTOP3は以下でした。ヒルティらしさを感じます 😆 
①ワークライフバランスが推奨されている
②経営・管理者層の期待が明確
③この会社は地域・社会に貢献している

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「働きがいのある会社」に関する調査・分析・支援を行うGreat Place To Work ® Institute（以下、GPTW）は、2024年版 アジア地域における「働きがいのある会社」ランキングを発表いたしました。

今回の発表で10回目となる本ランキングは、GPTWが展開しているアジア・中東の各国（※）で、昨年の2倍以上である合計690万人の従業員を対象とした調査の結果を元に決定しました。国別ランキングに選出された870社のうち、グローバル企業部門、大企業部門（500名以上）、中小企業部門（10～499名）の3つの部門で計200社が選出されました。

（※）グレーターチャイナ（中国、香港、台湾を含む）、インド、インドネシア、日本、シンガポール、韓国、スリランカ、クウェート、バーレーン、オマーン、フィリピン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ベトナム

2024年版 日本における「働きがいのある会社」ランキングにランクインした企業のうち、以下の35社が選出されています。

■ グローバル企業部門
※（）内は日本でのランクイン企業名

第1位　　DHL Express（DHLジャパン）
第3位　　Cisco（シスコシステムズ）
第4位　　Hilti（日本ヒルティ）
第8位　　AbbVie（アッヴィ）
第11位　 Agilent Technologies（アジレント・テクノロジー グループ / Agilent Technologies）
第13位　 Stryker（日本ストライカー）
第20位　 Cadence（日本ケイデンス・デザイン・システムズ）
第21位　 Micron（マイクロンメモリジャパン / マイクロンジャパン）
第26位　 Adobe（アドビ）
第30位　 Salesforce（セールスフォース・ジャパン）


【アジアで４位を獲得！】2024年版 アジア地域における「働きがいのある会社」グローバル企業ランキング４位にヒルティが選出されました！

こんにちは。45期生の山中貞正です。
松下政経塾の全塾生で、7月30日から海外研修としてインドネシアを訪問しております。30日に現地入りし、31日から研修がスタートです。31日の午前は、在インドネシア日本国大使館の正木靖大使を表敬訪問させていただきました。インドネシアの現状についてご教示いただいた上で、塾生の質問にもお答えいただき、学びの多い貴重な時間となりました。
午後は、ダルマプルサダ大学（英語：Darma Persada University、略称：UNSADA）を訪問し、学生の皆さんと交流させていただきました。同大学は、1986年にインドネシア元日本留学生協会（PERSADA）が日尼両国への感謝の証として設立した私立大学です。上皇上皇后両陛下ならびに天皇皇后両陛下も訪問されています。
同大学生と塾生でグループワークを実施し、日本とインドネシアの未来について、日本語で熱く議論を交わしました。学生の皆さんは、日本が好きで日本文化に精通されており、日本に行くことや日本で働くことを一つの目標として、日々の勉学に勤しんでいらっしゃいました。日本人として心を打たれるものがありました。
8月8日までインドネシアに滞在する予定ですので、引き続き塾生一同、日本とインドネシアの未来に貢献できるよう、一生懸命研修に取り組んでまいります。
山中貞正プロフィール
https://www.mskj.or.jp/profile/sadamasa-yamanaka.html
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松下政経塾公式Facebook
https://www.facebook.com/mskj.or.jp

Facebook【海外研修@インドネシア】

国際協力

文化・伝統産業

株式会社ＪＥＭＳ

弊社HPにて大阪・関西万博での取組事例を公開いたしました。

ＪＥＭＳは２０２５年日本国際博覧会において、公益社団法人２０２５年日本国際博覧会協会が出展する未来社会ショーケース事業「グリーン万博」内の「リユースマッチング」事業において、大阪･関西万博 未来社会ショーケース事業「グリーン万博・リユースマッチング」サプライヤーとして協賛しています。

先日、弊社が企画/開発/運用するリユースマッチング事業のWebシステム「万博サーキュラーマーケット　ミャク市！」（以下、ミャク市！）の公開が開始しました！

■協賛の概要
課題への対策として、ＪＥＭＳがリユースマッチング事業のウェブシステム「万博サーキュラーマーケット　ミャク市！」を企画/開発/運用します。
「施設等の移築」に関わるサービスサイト、「建材・設備のリユース」システムの構築を行うことで、地球環境や資源の有効活用に配慮した万博の開催へ寄与します。


是非下記から詳細をご覧いただき、ＪＥＭＳの取組について知っていただけると嬉しいです！

★ＪＥＭＳホームページ　取組事例ページ
https://www.j-ems.jp/news_expo2025/

★「万博サーキュラーマーケット　ミャク市！」について
https://www.j-ems.jp/news_expo2025_reuse-materials/

JEMSの取組事例！『大阪・関西万博への協賛～リユースマッチング事業～』

株式会社東京通信グループ

昨日、26卒を対象とした1dayサマーインターンシップを開催しました！
この記事では、実施内容と参加者からの感想を公開します。
次回1dayインターンシップは8月21日（水）に開催！
インターンシップ参加者には早期選考の特典有りです。
（25卒1dayインターンシップ参加者は年内内定の実績有）
ご興味をお持ち頂いた方は是非お申込みを！
→お申込みはこちらから：https://public.n-ats.hrmos.co/tokyo-tsushin/events/2014222840112381952

▼実施内容
・会社紹介
・モバイル市場について、メディア事業のご紹介
・アプリ企画体験（グループワーク）
・質問＆社員交流会

アプリの企画体験では、「オリンピック競技」をテーマに案を提出。
よりダウンロード数が多くなるアプリになるよう、テーマの決め方やゲーム内容について現場社員からのアドバイスを受けながら企画に取り組んでもらいました。
その後の社員交流会では、アプリ事業部役員や若手社員との交流を通じ東京通信グループへの理解を深めて頂いています。
参加者からは、下記のような感想を頂きました！
▼
・企画において必要な視点を学ぶことができた。
・少人数制だった為、社員との距離が近く満足できた。
・終始フレンドリーな雰囲気で緊張せず参加することができた。　etc

次回インターンシップでは広告の企画体験をしていただきます！
▼詳細はこちら
【8月21日開催_マーケティング編1dayインターンシッププログラム】
■日程：2024年08月21日(水) 　13:00〜16:00
■場所：株式会社東京通信グループ本社
東京都港区六本木3丁目2－1住友不動産六本木グランドタワー22階
■プログラム
・会社紹介
・モバイル市場について、メディア事業のご紹介
・広告企画体験（グループワーク）
・質問＆社員交流会

参加者には早期選考への特典についてご案内します！
・多くのユーザーに遊んでもらえるアプリはどうやって生まれているのか。
・ヒット企画を生み出す秘訣を知りたい。
・皆に遊んでもらえるゲームをつくってみたい。
・国内トップ企業でマーケティングを学びたい。

そんな皆さんは、ぜひ東京通信グループの1dayインターンシップにご参加ください！
国内外でヒットアプリをリリースし続ける東京通信グループが、実績を基にノウハウを伝授します！
IT業界、ゲーム、企画やマーケティングにご興味のある方は是非ご参加ください。
ご応募お待ちしています！

【実施速報】1dayサマーインターンシップ

医療・介護・ヘルスケア

株式会社村田製作所

科学技術の発展に伴い、繊維製品にも清潔性や快適性を求める声が高まっています。しかし、従来の抗菌防臭加工繊維は安全性と機能性は兼ね備えているものの、生産優先で加工薬剤の環境負荷や機能の経年劣化、廃棄時の環境汚染などの問題を抱えていました。これらの問題を解決すべく、村田製作所と帝人フロンティア社が手を組み立ち上げたピエクレックス社で開発したのが、“動くことで抗菌する”というまったく新しい発想の繊維である「PIECLEX（ピエクレックス）」です。

PIECLEXは、発想の新しさゆえ開発・製品化においては多くの課題がありました。一方で、従来の繊維とは異なる将来性や可能性を秘めています。
「技術解説編」である今回は、生産と開発を行うチームの責任者である塩見、製品開発・評価を担当する宅見を招き、PIECLEXの強みや開発にいたったきっかけ、製品化における開発秘話をご紹介します。

詳しくはこちら
「技術開発編」：https://article.murata.com/ja-jp/article/development-story-of-pieclex-1
「活用・展望編」https://article.murata.com/ja-jp/article/development-story-of-pieclex-2
「ESG説明会2024　資料」https://corporate.murata.com/-/media/corporate/about/newsroom/news/irnews/irnews/2024/0301/2403-j-speach.ashx?la=ja-jp&cvid=20240229073545000000

発電する繊維「PIECLEX」

ものづくり

主な特長
・AIを活用して安全・安定した再生可能エネルギー活用を実現
・再生可能エネルギー自給率を最大化
・ピークカットによりコスト削減に貢献
・導入・運用支援サービスを提供

詳しくはこちら：https://www.murata.com/ja-jp/news/other/other/2024/0711

株式会社村田製作所（以下、「当社」）は、再生可能エネルギーの有効活用に向けて独自開発した統合型再エネ制御ソリューション「efinnos（エフィノス）」（以下、「当ソリューション」）の外販を2024年7月より開始します。
当社工場において再生可能エネルギー100％に貢献した、太陽光発電と蓄電池の効果的かつ効率的な活用を可能にする制御システムを構築し、その運用を支援します。製造業をはじめ大電力を消費する設備・施設を備える事業所へのサービス提供を想定しています。

近年、温暖化による海面や気温の上昇、異常気象の発生などが大きな社会課題となっており、原因となる温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みが求められています。特に製造業では、生産設備で多くの電力を使用するため、省エネに加えて工場の消費電力を再生可能エネルギーへ転換していくことが重要です。一方、工場での電力需要は、装置・設備の稼働状況や従業員の勤務形態、季節や天候などで大きく変動し、太陽光など自然エネルギーから得られる電力量は、季節や天候、地域特性などによって常に不安定です。そのため、安全で安定した工場の操業を維持しながら再生可能エネルギーの有効活用を図るためには、電力需要の変動に応じて供給量を最適制御するシステムが必須です。

そこで当社は、太陽光発電と蓄電池の効果的かつ効率的な活用を可能にする当ソリューションを開発しました。太陽光発電や蓄電池のシステムおよび周辺機器からデータを収集し、拠点内の機器や設備別の運転データおよび過去の運転実績、さらには外部機関から得た天候などの予測情報もあわせ、人工知能（AI）※によって太陽光発電や蓄電池のシステムを最適制御します。制御した複数拠点での電力消費や発電・蓄電の状況は、ウェブアプリケーションを通じてリアルタイムでモニタリングすることができます。
※ 条件によって適用できない場合があります

2021年9月の金津村田製作所への導入を皮切りに、電力需要傾向や地域特性の異なる国内5カ所の自社工場（金津、ワクラ、ハクイ、仙台、伊勢）において運用を行っています。そのうち、金津、仙台、伊勢では使用電力の再生可能エネルギー化100％に貢献しています。
当社は、各工場での多様な操業条件や立地・規模の下での導入効果を検証し、さまざまな条件でのシステムの構築・運用を見据えた知見とノウハウを蓄積してきました。これを生かし、事業所ごとに異なる電力利用や発電・蓄電の状況に合わせ、現場に即した運用を支援します。

当社は、今後も持続可能な社会の実現を目指し、自社技術を利用した再エネソリューションの開発および提供を進めていきます。

独自開発の統合型再エネ制御ソリューション「efinnos」の外販を開始～AIを活用して太陽光発電と蓄電池を最適制御～

気候変動

多くの企業にとって気候変動対策が最重要課題となった今、こと製造業においては、工場を含めた全社横断的な意思統一の難しさ、工場ごとに異なる事情を踏まえたプロジェクトの推進・連携といったさまざまなハードルが浮き彫りになっています。

「ムラタが推し進める気候変動対策―グループ全体の取り組み―」では、ムラタグループ全体の気候変動対策について紹介しましたが、今回はグループ初の“再エネ100％工場”を実現した金津村田製作所の取り組みにフォーカスし、プロジェクトに携わった金津村田製作所の清水、酒井、新規事業推進部の向井から、プロジェクトを成功に導いた要因や成功のポイントを紹介します。

詳細はこちら：
（前編）https://article.murata.com/ja-jp/article/sdgs-responses-to-climate-change-kanazu-1
（後編）https://article.murata.com/ja-jp/article/sdgs-responses-to-climate-change-kanazu-2

1. “自律分散型の精神”から“全社横断”へと発展したプロジェクト
「ムラタが推し進める気候変動対策―グループ全体の取り組み―」において、ファシリティ部の勝間と藤原がポイントとして挙げた“自律分散型の精神”と“全社横断”。この2つのキーワードから、金津村田製作所の具体的な取り組みをひもといていきましょう。

酒井「福井県あわら市にある金津村田製作所は、高周波同軸コネクトやDCモジュール、高圧抵抗器、蓄電池システムなどの製造を手がけています。基盤への実装を強みとし、1mm程の極小部品から100kg程の大型製品まで、さまざまなものづくりを行っています」

清水「これまで携わってきた製品は33種類と、ムラタの工場の中でも群を抜いて多い数です。幅広い製品を作る対応力、柔軟性も金津村田製作所の強みのひとつだと言えます。また、工場内の緑化活動を推進するなど、かねてから環境に対する意識も強く、金津村田製作所の生産製品であるAll-in-One蓄電池システムを活用し、なんらかの気候変動対策をできないか、やるべきことがあるのではないか。そうした考えの下、再生可能エネルギー利用率を高めていく計画を工場方針としたことが再エネ100％工場に至るまでの出発点です」

2. 初めてづくしのプロジェクトとゴールに向けて生まれた一体感
2018年末に最初の取り組みがスタート。再エネ100%工場という目標の実現に向けて、スモールスタートを切ったことがポイントだと振り返ります。

清水「まずは金津村田製作所でできることから始めよう、スモールスタートを切ろうと、工場の屋根に230kWの太陽光パネルを、棟内に46kWhのAll-in-One蓄電池システムを設置しました。同時に、プロジェクトを通して金津村田製作所が一丸となって目指すべき方向を工場内に浸透させるため、金津村田製作所のグランドデザインで掲げている『標準にこだわったモノづくりを未来へ』『安全と健康を第一に』『品質優先、続ける改善』『地域とくっつくトコロ、仕事を楽しむココロ。』『お客様が満足することを』『ムラタでつながる、学ぶ→貢献する』という6つの方針と結び付けた活動としました」

酒井「気候変動対策に取り組むことはお客様の満足に結び付き、自家発電・自家消費することで地域の環境負荷の低減にもつながる。こうした方針をベースにプロジェクトが進んでいきました」

ムラタの一工場である金津村田製作所の、まさに“自律分散型の精神”からスタートした取り組みは、2019年末、“全社横断”へと拡大。新規事業推進部が参加することでプロジェクトがスケールアップし、スピード感が増していきます。

向井「私が所属する新規事業推進部は新しいビジネスを推進する部署で、主にエネルギー領域を担当しています。金津村田製作所の皆さんとは以前、家庭用蓄電池のプロジェクトに一緒に携わったご縁がありました。そして、新規事業推進部で産業用蓄電池の新規ビジネスを模索している2019年当時、金津村田製作所が進めている気候変動対策の取り組みを知りました」

清水「我々としても次の展開をどうしようかと考えていたところ、向井のほうから『金津村田製作所の取り組みのデータを活用し、蓄電池を使った再生可能エネルギーの大きな流れを生み出しましょう』と話を持ちかけられました。新規事業推進部と連携することで設備のスケールを大きくすることもできますし、“全社横断”で取り組むことでプロジェクトとして加速する。まさにタイミングと目指す方向性が合致したのです」

全社横断的なプロジェクトでは、太陽光パネルを製造棟の屋根に255kW分、さらに従業員用の駐車場にカーポートを設置し、その屋根に383kW分を設置。さらに、屋外に自社製品であるオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を使用した913kWhの蓄電池システム（FORTELION）を設置する計画が動き出します。

酒井「カーポート型太陽光発電設備としては北陸地方最大規模ということもあり、しっかりしたものを作ろうと決心してプロジェクトに臨みました。同時に、福井県は豪雪地帯でもあるので、建設基準で定められている1.75mの積雪に耐えられる構造にしました。駐車場は従業員が使うスペースなので、乗り降りの際にドアが当たらないように中間柱やブレース（建物の補強材）を取り除き、雨や雪、つららなどが落ちてこないよう利便性と安全性を考慮しました」

清水「一方で、設置工事の進捗は思うように進まず、稼働に向けたスケジュールも決まっていたので焦燥感はありましたね。初めての経験ばかりだったので、何度も議論を重ねました」

酒井「豪雪地帯でカーポート型太陽光パネルを作ることは難易度が高いものでした。ムラタにとっても、太陽光パネルの設置業者にとっても初めての取り組みだったこともあり、ああすればいい、こうすればいいと何度も話し合いました。結果的に、カーポート型太陽光パネルは構想から設置まで1年を要しました」

向井「プロジェクト発足当初は必ずしも順調ではありませんでしたが、稼働開始までのスケジュールから逆算してタスクに追われる中で、ゴールに向かって徐々に一体感が生まれていったと思います」

ムラタが推し進める気候変動対策―金津村田製作所、再エネ100％工場への道―

地方創生・まちづくり

ヒルティではサステナビリティ活動の一環として、リース期間を満了した工具の寄贈に力を入れています。
能登半島地震の復旧支援にヒルティも携わり、現地で活動する団体へコンディションの良い満了機を整備したうえで寄贈いたしました。
工具は倒壊した建物やブロック塀の解体などに利用頂きました。
写真：https://www.facebook.com/rescueassist/posts/pfbid0qW49JY7c22wek81vH5rQtMteHC2nikXZ4D2YZn3uRr7U6j1ie6SjLqmeGDMAaDARl

実はヒルティの工具は圧倒的な品質、パワー力から震災の復旧作業だけでなく、消防局での人命救助訓練などにも利用頂いています！

工具が使われなくなった後も、再利用し寄贈することで社会貢献活動に繋がっていく - そのような循環型社会をさらに当たり前にしていきたい想いです。

ヒルティ豆知識：ヒルティで回収された工具は、寄付やパーツ取りに利用された後にリサイクルにまわされます。

サステナビリティ活動 - 能登半島地震の復旧支援に工具を寄贈

カズチャンネルのカズさんがHILTIの製品を実演しながら分かりやすく説明してくださっています！
HILTIの製品にどんな特徴があり、どんな現場でつかわれているのか簡単に理解できる内容となっております。
https://youtu.be/63GVl5EPZaY?si=FN8MNAkfnaupChlo

YoutuberのカズさんがHILTIの製品を実演！？

弊社の大型プロジェクトの事業における本部長 阪東のインタビュー記事です。
HILTIのビジネスモデルや企業文化、キャリアなどについて話しています。
記事：https://www.hays.co.jp/hiring-perspective/hilti

" 入社して最初に驚いたことは、全体の一体感です。会社の雰囲気もすごくよいと感じます。これはヒルティのカルチャーとして、人との繋がりを大事にしているところから来ていると思います。チームで成功を掴むことが重要視されるので、各チーム同士、ときには上司に対してもフィードバックするカルチャーが根付いています。自分を客観的に見つめ直せる機会が、自然に根付いているところは素晴らしい文化です。”

エナジー＆インダストリープロジェクト事業本部
本部長　阪東　塁 
東京工業大学大学院を修了後、2010年に鹿島建設に就職しその後国内外の大型建設プロジェクトに従事。米国にてMBAを取得後、2021年11月に日本ヒルティ入社。大型建設プロジェクト営業部門のマネージャーとしてのキャリアをスタートし、2023年1月に本部長に就任。

ストーリー一覧