「おいしい」をあたらしく。
「おいしい」って、なんでしょう?
それはとてもシンプルで、素敵なことです。
食べたら、笑顔になれること。
しかし今、食を取り巻く環境は大きく変化しています。
高齢化や環境負荷、進みつつある食資源不足。
世界の人々が国境を越えて往来する中、
国や地域、思想、価値観などによる食文化の違いにどう対応するか。
働き方改革や人材確保の問題もあり、調理する人の負担減も
忘れてはいけない課題です。
今こそ、新しい時代のための、新しいアイデアを。
世界の今を見つめ、未来を見通し、
食べる人、つくる人を、悩みから解放する。
それが、これからの社会が求める「おいしい」の姿だと思うから。
ヒントは、私たちが70年前から注目していた植物にありました。
その可能性を引き出し、さまざまな食の課題を、
驚きやワクワクへ変えていく。
さあ、いっしょに考えましょう。
互いの理想を語り、発想と技術を掛け合わせ、
あたらしい「おいしい」の共創を。
きっとすばらしいアイデアのタネが、ここから芽吹きます。
人のために働く 人まねはしない 無くてはならない
人のために働く
人まねはしない
無くてはならない
これらは社内でよく飛び交うことばです。
1950年創業時から
皆が自然に、そしてとても大切にしてきた不二製油の価値観です。
創業当時、不二製油は食用油脂産業の中では日本最後発の会社でした。
そのため、「人まねをせず」他社が手掛けていなかった
南方系の油脂を原料とすることで活路を見出します。
その後も、お客様である顧客や消費者の困りごとを解決する開発力と提案力で
これまでにない素材をこの世に生み出してきました。
これが「人のために働いてきた」実績です。
その結果、おかげさまで2020年に創業70年を迎えることができました。
一方、これからの未来はどうでしょう。
地球環境問題、人口増による食料難等々、これまでの技術と経験に頼るのではなく、
「人まねをしない」発想と行動が求められる時代になります。
これからも不二製油が世界で「無くてはならない会社」でありつづけるために、
これからの「人のために働く」とはどういうことなのかを
一人ひとりが自ら考え、智恵を出しあい、チャレンジする
そんな会社でありたいと思っています。
これからの「人のために働く」夢を一緒に追いかける仲間とお会いできるのを
楽しみにしています。
そして共に「おいしい」をあたらしく、新たなはじまりを作りましょう。
植物性油脂、業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材の 4事業
不二製油の事業領域は、
植物性油脂、業務用チョコレート、乳化・発酵素材、大豆加工素材の4事業です。
お菓子やパンの素材をはじめとした、食品素材を扱っています。
不二製油の製品がみなさまに届くまで、
原料を吟味・厳選して国内外から調達しています。
原料部門の担当者はもちろんのこと、
開発担当者が現地調査に赴くこともあります。
▽植物性油脂事業
創業時から培ってきたノウハウのもと、
チョコレート用やフライ用など、多様な油脂製品を展開しています。
お客様のご要望をかたちにし、食品素材として
幅広いシーンにおける食の歓びに貢献しています。
世界的に需要が高まる低トランス脂肪酸油脂の製品化や、
脳や血液への健康効果が期待されるDHA・EPAの安定化技術の開発にも
成功しています。
▽業務用チョコレート事業
ピュアチョコレートだけではなく、油脂に関するノウハウを活かし、
機能性とおいしさを併せ持つチョコレートを展開し、
幅広いニーズにお応えし、チョコレートのおいしさを追求しています。
▽乳化・発酵素材事業
ホイップクリーム、マーガリンなどを多彩なラインナップは製菓素材や
調理用素材として、さまざまな業界のニーズに応え、
人々のおいしいひと時に貢献しています。
▽大豆加工素材事業
私たちは半世紀以上にわたり
大豆の食品素材としての可能性を追求してきました。
機能性に優れた粉末状大豆たん白や肉に近い食感を持つ粒状大豆たん白、
大豆本来のおいしさを活かしたUSS製法による大豆素材など、
人々の健康にサステナブルに貢献する「食」をつくっています。
食品の商品開発において、ただおいしい素材を集めれば
おいしい商品ができるわけではありません。
商品別に求められる条件・機能を備えた素材があってこそ、
その商品にとってベストなおいしさを実現できるのです。
不二製油は単なるモノづくり(製品の提供)ではなく、
植物性素材を通したサステナブルな食の未来の共創を目指しています。
■もし不二製油がなかったら、、
「バラエティに富んだチョコレートが無かったかも」
「日本でティラミスが知られていなかったかも・・・」
「調理麺が固まって、食べづらかったかも・・・」