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日鉄興和不動産株式会社

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~会社の普遍的な使命、存在意義~

「人」と向き合い、「街」をつくる。 ~お客さまの信頼に応え、未来につづく街を創り・育てることで、社会の発展に貢献します~ ■「人」と向き合い 私たちは、「お客さま」・「地域」・「社会」と真摯に向き合い、その多様なニーズをしっかり受け止め、 不動産のプロ集団としての豊かな経験と叡智を結集し、 最善のソリューションを提供することで、その信頼に応えます。 ■「街」をつくる 私たちは、新しい"街を創る"ことに留まらず、歴史ある"街を再生"し、 世代から世代に引き継がれる"街を育てる"ことを通じて、 エリア価値を向上させ、そこに住み働く「人々」に、そして「地域」「社会」に貢献します。

~会社の目指すありたき姿、未来像~

【コーポレートVISION】 ・社会と共に持続的に成長し、全てのステークホルダーに"選ばれ続ける会社"になります ・そこに住まう人、働く人、集う人、一人ひとりに寄り添い、誰もが心豊かに安心して暮らせる街を、未来に向かって創り、育て続けます 【事業VISION】 ・多様な知見・アイディアをオープンに取り入れ、時代の変化とお客さまのニーズにいち早く対応し、 常に変革と創造にチャレンジすることで、事業展開力を強化し続けます 【組織VISION】 ・多様な「個」の力が伸び伸びと発揮され、仕事への誇りと活力が溢れる組織になります ・グループ全体でタテ・ヨコ・ナナメの連携を有機的に行い、組織一丸となって、お客さまの信頼に応えます

街づくりに真摯に取り組む、総合デベロッパー。

当社はみずほフィナンシャルグループと日本製鉄をバックボーンに持つ「総合デベロッパー」です。 当社の事業領域は、オフィスビル開発・賃貸・管理、マンション・戸建住宅の分譲、不動産ソリューションサービス、大規模地域開発、高級賃貸住宅、物流施設事業、国際事業など多岐に渡ります。 「人を大切に想う街づくり」「持続可能な街から持続発展する街へ」という想いを持ち人々の豊かな営みの基盤となる街づくりにこだわりを持って取り組んでいます。

I.Hさん

事業開発本部 事業開発第一部 2018年度入社

ー 若くして大規模案件を担当しているにもかかわらず、気負ったところがないですね。 会社の文化、風土に助けられているところが大きいと思います。私は前部署で『BIZCORE』の開発に従事していたのですが、新しいビルを建てるために既存ビルの退去対応を入社1年目で任されました。そもそもデリケートな難しい業務であるうえ、向き合う相手もお客様として入る企業の社長さんだったりすることも多いので、自分が担うのは会社にとってもかなりリスキーだと思ったのですが、この会社は社員を育てるためなら、そうしたリスクを取ることをいとわないんですよね。また、入社2年目には新しいビルの企画・開発に携わったのですが、隣のテーブルから当時リーシング中の別の『BIZCORE』に対する改善点が聞こえてきたので、私は目の前の図面を勝手に書き換え、一緒にプロジェクトを進めていた先輩に「この方が商品性も高くないですか?」と相談してみたんです。そうしたらトントントンと話が進んで、今、その図面通りにビルの建設が進んでいます。 ー 自信につながりましたか。 自信にもなりましたし、何よりチャンスを自分から掴みに行けば、いくらでもその機会が転がっている会社なのだと知りました。だから仕事がどんどん面白くなっていきましたし、できることもどんどん増えていきました。ご推察の通り、オフィスビル事業はコロナ禍を受けて大きな転換点を迎えています。コロナが収まったとしても、以前のようなフル出社の状態に戻るとは考えにくいことから、これからのオフィスビルにはその場に来る意味を持たせないと、お客様からも選ばれにくくなると思っています。こうした状況を前に、当本部の人たちはといえば、パラダイムシフトを起こせるくらいのチャンスと捉え、多岐に亘る議論を前向きに進めています。ビル事業はいま、めちゃくちゃ面白い局面にあると感じています。 ※所属は取材当時

O.Sさん

国際事業本部 アジア事業部 2006年度入社

ー 国内事業と比べると、海外事業というのはやはり勝手が違うものですか。 違いますね。ことミャンマーにおいては、開発物件のスペックからして国内とは異なります。日本はすでにインフラも整っていますが、ミャンマーはこれからの国。そのため開発を進めているサービスアパートメントも、レストランやジム、スパといった多様な施設、サービスを用意し、施設内で生活が完結できるくらいにしておく必要があります。分かりやすく言えば、長期滞在者向けホテルのようなイメージですね。蛇口をひねると茶色い水が出るような貧弱な社会基盤のうえに、いかにして先進国と同等の暮らしを送れる施設を実現するか、細部まで気が抜けません。それにデベロッパーにとって最大の困難として立ち塞がるのが、現地当局との行政折衝です。許認可一つ取るにしても、そのための書類を作成するにしても、法整備が進んでいない彼の国では行政手続きがスムーズに運ぶことはあまりなく、暗礁に乗り上げる度に担当者と直接、粘り強く交渉していく必要があります。結果、非常に手間と時間を要し、こちらが想定しているスケジュール通りには事が進まず、たとえばコスト管理がそうであるように悩みの種には事欠きません。 ー なかなか一筋縄ではいかないようですが、事業部の皆さんはどのように対処されているのですか。 同業他社は、土地の取得や行政との折衝といった部分をローカル企業に一任することで、海外展開を進めていますが、当社は事実上ゼロから自社独自で開発を推進してきました。現在、私が担当しているリーシングに関しても、日系企業はもちろんのこと、当建物のお客様となる外国企業、そして非日系仲介会社に対しても、私自らが直接アプローチしています。慣れない土地でこうした事業スタイルを貫くことは、短期的に見れば確かに非効率に映るかも知れません。しかし、長期的に見れば自社に知見やノウハウが蓄積され、何より現地当局や現地企業のキーパーソンとの強固な信頼関係の構築へとつながります。それだけに私たちとしても、単に不動産ビジネスによる交流だけでなく、たとえばミャンマー風にデザインされた着物を制作してお披露目会を開いたり、現地大学とロゴコンペティションを共催したり、日本酒の普及活動を進めたりと、ミャンマーという国や国民の皆様との関係構築に意欲的に取り組んでいます。 ※所属は取材当時

W.Kさん

営業推進本部 営業推進第一部 2016年度入社

ー 土地の確保については、どう進めていったのですか? 「北関東」で「数万坪」という条件でリサーチしていくなかで、ある法人の所有者様に辿りついたのですが、売却の意向がまったくなかったことから、交渉が必要となりました。また、お客様の工場では原料や半製品がちょっと特殊だった事情もあり、行政との調整も必要でした。それを私が一手に引き受け、話を進めていきました。所有者様に対しては、お客様が信頼に足る企業であるといった計画の蓋然性や、土地を売却することの経済合理性を根気強く説明しました。また、行政とは建設許可をもらうための条件を、規制やルールに基づき一つずつ摺り合わせていきました。こうした取り組みが報われ、所有者様にも同意をいただき、行政からも許可をもらうことができました。うれしかったのは、お客様から感謝されただけでなく、本件については雇用創出や賑わい創出といった地域貢献にもつながったことから、所有者様からも行政からも感謝されたことでした。そして気づけば、土地代だけでも数十億円規模、上物を合わせれば数百億円規模のビッグプロジェクトの成立ということで、デベロッパーならではのビジネスに仕立てることができました。 ー そうした経験を踏まえ、今後のキャリアプランをどう描いていますか。 一つ考えているのが用地取得業務です。営業の仕事は、お客様への提案資料の作成と実際のプレゼンテーションが成果を大きく左右しますし、この2点については私自身、かなりこだわって仕事をしています。不動産というのは会社の重要資産ですので、最終的には担当者だけでなく、社長、副社長といった人たちに対しても説明しなければならない局面が必ず来ます。経営層に対しては、「要は何なのか」という核心を明確なエビデンスに基づき過不足なく伝える必要があり、質問に対しても即答できるだけの準備が欠かせません。こうした一連の営業力をはじめ、その土地に何をどうつくっていくことが関係するすべての人の満足を最大化できるかといった構想力、そして私個人の人間力など、これまでに培ってきた資質、能力を発揮していけるのが用地取得業務だと考えています。自分の実力がどれほどのものか、現業務と同様、持てるすべてをぶつけて勝負したいと思っています。 ※所属は取材当時

H.Tさん

企業不動産開発本部 ロジフロント事業推進第部 2009年度入社

ー 入社当時、配属についてはどちらを希望しましたか。 社有地を軸にしたエリア開発を行っている部署が希望でした。花形なイメージがあり、「自分も街の発展に貢献するような面開発に携わり、エリアの価値を向上させる仕事を担当したいです!」と言いましたが、実際に配属されたのは住宅の開発部門でした(笑)。でも、最初の配属で住宅開発に携わったことで、プランニングから販売にいたるまでプロジェクトの川上から川下までを短期間で何回も経験することができたのは、今の自分にとってかけがのない経験になりました。本社が入る『赤坂インターシティAIR』のような再開発プロジェクトが完成するのには10年単位の時間がかかりますが、単独の住宅開発は1~2年で完結する回転率の高い事業であり、自分をどんどん成長させることができたと感じています。 ー 次の部署はどのように配属が決まったのでしょう。 そこは希望が叶いました(笑)。住宅の開発推進を担当した経験から、不動産事業の大きな要素は、プレイス(立地)、プライス(価格)、プラン(計画)だと言われる場面によく遭遇し、特にプレイス(立地)の重要性を感じることが多かったこともあり、用地の仕入れをやってみたいと希望を出しました。単純にそこで働く人たちが格好良く見えていたこともあったと思います。ただ情報を取ってくればいいものではなく、その土地の価値を最大化するために考え抜いて事業を企画・立案し、社内外を調整していくという仕事です。傍から見ていて面白さや魅力を感じたんですよね。自分もそこに携わってみたいと。とても大変でしたが、とてもやりがいを感じて仕事をすることができ、自分の成長を感じながら充実した時間を過ごすことができました。 ー 今の部署への配属はどうだったでしょう。 必ずしも希望していたわけではありませんが、用地仕入れの仕事を軸にして今後のキャリアを積んでいきたいというなか、物流不動産という当社としても新たな事業分野への配属を命じられました。従前の部署でとても充実して仕事をしていたので、びっくりはしましたね(笑)。当時の本部長に「新たな分野に携わることで幅を出して、視野を広げてさらに成長してほしい。」という言葉と「幅を出したり視野を広げたりすることとは相反するのだけれど、次の仕事も向いていると思う。頑張れ。」と言われたことをよく覚えています。 ※所属は取材当時

W.Kさん

事業開発本部 事業開発第一部 2010年度入社

ー 現在は、赤坂インターシティにほど近い場所で、ホテルオークラ東京本館の建替事業に関わっていらっしゃいますね。 はい、ホテルオークラの旧本館には50年ほどの歴史があり、2015年の夏に閉館しました。私は2014年の10月頃からこのプロジェクトに携わっていて、今は2019年の竣工をめざして建替事業を進めているところです。ホテルオークラを担当できると聞いたときは、本当に嬉しくて。なにしろ設計チームにいらっしゃる谷口吉生先生は、私が日本で一番好きな建築家なんです。 実際の業務としては、まさに今さまざまなことが進行中で、私は安定的に収益を上げられる事業計画づくりに取り組んでいます。その一環として、リーシングの戦略構築なども行っているのですが、前の部署ではリーシング業務に携わっていたので、その時の経験も活かすことができています。 ー 喜びややりがいも大きいと思いますが、もちろん大変なこともありますよね。 このプロジェクトは、ホテル側の担当者に加えて、ゼネコン、設計会社など、さまざまな関係者と関わりながら、全員のベクトルを合わせていかなければいけません。関係者が多いだけに、その調整には一番苦労していますね。全員、立場が違いますから、ときには利益が相反する部分も出てきます。そんな時、お互いにとって納得できるポイントを見つけていくことが重要なんです。ただ、今はそれ以上に竣工の姿を目にするのが楽しみで仕方ないですね。それを考えていると困難な場面もモチベーション高く乗り越えられます。 ー 今の目標は、やはりホテルオークラ東京本館の竣工でしょうか。 そうですね。私が事業開発第一部に異動して初めて担当した案件がホテルオークラというのは、すごくありがたいことです。こんなに人々の記憶に残るような開発に携わるチャンスは、めったにありませんから。もともとものづくりが好きでこの世界にきたので、自分の携わった建物を竣工まで見届けられたら、自分にとって本当に良い経験になると思います。ホテルオークラの建替えを成し遂げた後も、学んだことを活かして新しい開発に取り組んでいきたいですね。 ※所属は取材当時

K.Sさん

住宅事業本部 事業創造部 2018年度入社

ー デベロッパーをめざしたきっかけは何だったのですか。 就職活動のわりと早いタイミングで、当社の街づくり体感ワークに参加したのがきっかけでした。このときデベロッパーの働き方って、サッカーと一緒だなと思って。私もサッカー漬けの日々を通じて、いろんな思いや考えを持ったメンバーをどうやって一つの方向にまとめていくか、みたいなことをずっとやってきただけに、デベロッパーもまったく同じなんだなと、働くイメージがすごく湧いてきたんです。 ー 今はどのような仕事をしているのですか。 マンションの開発です。分譲マンション、賃貸マンション、学生マンションの3つで、これまでに10数物件、関わってきました。分譲マンションにおいては、まずは立地の強み・弱みの整理、ターゲットの設定、ターゲットに向けたコンセプトメイクをして、デザインや間取りなどを考えます。次にそれを設計会社さんにお伝えし、建築の条件に適った図面に起こしてもらいます。そして上がってきた図面をもとに、建設会社さんと工事の調整をし、工事費が決まったら仕事も終わり。そんな流れとなっています。 ー 今後、どのような仕事をしていきたいですか。 開発の仕事は、一つのプロジェクトごとに関係会社さんとチームを組んで仕事ができることがすごく楽しいので、ずっと続けたいと思っています。ただ、お話しした最初の物件については、その用地を取得したのが一つ上の先輩で、この先輩が「この場所だったら、こういうものがハマるんじゃないか」という大枠をつくってくれたからこそ、お客様からの評価につながる物件に仕立てることができました。そして、それぞれの土地を前にして、どんな事業形態、商品構成が最適解なのかを考えながら事業をつくっていく用地の仕事あってこそ、だということも知りました。チャンスがあれば用地の仕事も経験してみたい、今はそう思っています。 ※所属は取材当時